おだんごブログ

男子三兄弟との日々の徒然

【入院】急性巣状細菌性腎炎(AFBN)になり次男緊急入院!

『急性巣状細菌性腎炎』という病気、聞いたことありますか?

私は初めて聞きました。担当医から何度聞いても覚えられないので、紙に書いてもらいました(笑)英語では『acute focal bacterial nephritis』というので『AFBN』と言われているようです。

まあどっちにしても初耳なんですが…

 

我が家の次男が、この度入院となり、検査の結果AFBNだと判明しました。現在も入院治療中です。

 

今回はAFBNについてと次男の様子を記録していこうと思います。

 

 

 

『急性巣状細菌性腎炎』とは

『急性巣状細菌性腎炎』とは、細菌が何らかの原因により腎臓に入り、腎臓が炎症を起こしている状態。

腎臓の炎症には大きく3つの病名があり、ザックリいうと重症度合いで呼び名が変わるみたいです。

 

腎盂腎炎』腎臓の入口部分の腎盂と言われる部分が炎症を起こすこと。

『急性巣状細菌性腎炎』腎盂に止まらず、腎臓全体が炎症を起こすこと。

『膿腎症』腎臓の炎症が酷く、膿ができている状態。

 

次男は『膿腎症』は見つからず、その前段階の『急性巣状細菌性腎炎』との診断。なかなか見ないくらい酷い炎症と言われています。

 

 

『急性巣状細菌性腎炎』になった原因は?

今回の原因ははっきりと分かっておらず、『急性巣状細菌性腎炎』の主な原因は『膀胱尿管逆流』なので、まずはそれを疑っています。

ただ、尿が綺麗で細菌は見られず、尿に現れないタイプの逆流かもしれないと言われています。

血液感染からの炎症も可能性はあるが、逆流の方が可能性は高いとのこと。今後詳細調べていきます。

 

 

『AFBN』の症状

時系列で、今回の次男の場合の症状をご紹介します。

初日

朝7時起床、泣きながら起きてくる。『頭が痛くて涙が出てくる〜』と訴える。体温37.2度。

微熱もあるし学校を休む。当日は三男の通院もありたまたま私も仕事の休みを取っていた。午前中三男の通院を終えて保育園へ預け帰宅。昼前に次男の様子を見ると朝よりしんどそう。体温39.2度。小児科は予約が取れず大人の通う内科の発熱外来を受診。コロナやインフルは陰性となり風邪薬とカロナールを処方されて明日も下がらなければいよいよインフルかと言う話になって帰宅。薬で一時的に熱は下がるが夜にはまた40.2まで上がる。食事はみかんを一つ食べるのが精一杯。汗をかいたので着替えをしようと話しかけても、返事はするがボーッとしていて上の空で意識が朦朧としている様子

2日目

朝も熱が40度あり高いので小児科を予約。本人の様子もいつもと違うので、私が連れて行けるように仕事を早退できるタイミングで16時に予約し、web問診を回答して出勤。昼間は実家に預けていた。午前中、小児科から電話があり、『問診票で、元気がない、食欲がない、水分が摂れないとあるので、念の為午前中に連れてこれませんか?』と言ってもらえた。職場が遠くすぐに帰れないので実家にお願いして受診。これが神対応だった。この時点で、本人は自分で歩く事も出来なくなっていて、おんぶで連れて行ったんだそう。小児科で血液検査をしたところ、『白血球とCRPの値が高すぎるのですぐに総合病院に行ってください。入院です。』と言われる。実家はびっくりして私に連絡をくれ、その足で総合病院へ行ってくれた。特に炎症値を示すCRPが30.1あり危険なレベルだった。

総合病院の救急外来に紹介状を持って受診。そのまま入院となった。

3日目

まだ熱が高く39度台を推移。左の腰辺りと首を痛がり、『腰が痛いから足に力が入らないから歩けない』と分かる。血液検査、CT、エコー、心電図を受ける。

腎臓の炎症が酷いと判明し『AFBN』であると説明を受ける。三男が腎盂腎炎で入院したのもこの病院で、その時との違いも説明された。三男は感染した細菌もはっきりわかったが、次男の場合は不明のままだし、尿も綺麗なので尿の逆流と断定もしにくい。落ち着いた頃に検査をする事になるだろうとのこと。

4日目

熱はまだ下がらず、39度〜38度を推移。少しずつ下がってきてはいる。細菌が特定できないため、汎用性のある抗生剤を使用しているが少しずつ下がっているのでこのまま続けていくことになった。土曜日だったので検査はなし。本人もようやく起き上がってお喋りするようになり元気が出てきた。ケトン体の値も高く吐き気があり、食事はまだできず。

5日目

熱が38度〜37度台に下がってきた。腰の痛みも引き体が動かしやすくなり、トイレに1人で行けるようになった。

6日目

熱は37度台〜36度台に。発熱エリアから発熱が無いエリアへお部屋変えとなった。この日は血液検査、エコー、心電図を行った。白血球は正常値に下がり、CRPも8まで下がってきた。ケトン体は0なので食べられるはずだが、吐き気が怖いのかまだ食欲は戻らず。シャワーも解禁となり、6日振りにスッキリできた。

7日目

この日以降から、川崎病や心筋炎が発覚してくる。入院当初から疑って検査をしてはいたが、初めは川崎病ではなさそうと言われていた。詳しく検査していくにしたがって徐々に分かってきたのか…

7日目以降はまた次回の記事に書いていきます。

 

 

三男は腎盂腎炎

何を隠そう、三男は腎盂腎炎経験者。しかも2回。『膀胱尿管逆流』グレード3でした。

1度目は大腸菌、2度目は緑膿菌グレード3で2回発症は稀だとのこと。

0歳から3歳半まで毎日予防にケフラールを飲み続け、ジュースのようにがぶ飲みしてくれる三男(笑)4歳になる直前にもう一度『排尿時膀胱尿道造影』をやりグレード2に改善したので、ケフラールも中止し経過観察中

三男の、ケフラール生活から解放されて半年。

次男の入院となったわけです。

 

以前、三男の治療について少しご紹介しています。

mitukabee.hateblo.jp

 

 

AFBNの影響で、川崎病と心筋炎にもなっていました

腎臓の炎症がとても酷いものだったらしく、心臓にまで影響が出ていました。しっかり調べてくださり本当に感謝ですが、毎日新しい病名が出てきて気が気じゃありません。

血液が関係する病気なので、一見腎臓とは関係ないようにみえますが、心臓にも負担がかかっていたんですね。

川崎病や心筋炎については、また次の記事のお楽しみにしましょうか…笑

 

 

〜まとめ〜

現在、入院10日目。まだまだ治療を始めたばかりです。

今後、AFBNの治療の様子や病院について、書いていきたいと思います。

 

 

 

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