長男は運動があまり得意ではありません。
本人にその自覚はあまりないようですが…
かけっこは大体3〜4位。
縄跳びは二重跳びが2〜3回しか跳べない。
逆上がりが出来ない。
習い事は、運動系としてスイミングとサッカーを始めました。
スイミング→泳げるようになっておかないと生命の危機。
サッカー→早く走れるようになるといいな。
スイミングは年中から、サッカーは小1からスタート。
そして5年生になった今、本当に『継続は力なり』という言葉を実感しています。
スイミングをはじめた頃は、水が顔につくと大泣き
まだ4歳でしたが、半ば無理やりスイミングを始めました。
水着に着替えて先生に引き渡すと、大泣き。
はじめての習い事で、不安だったのもあったと思います。
4回の体験教室で、3日目から泣かずに先生のところへいけるようになりました。
さすが、順応力の高い長男。そこは尊敬に値するレベル。
スイミングを始めたきっかけは、お風呂で顔を洗うことができなかったから。
水が少しかかるだけで怒る!泣く!
濡らしたタオルで拭くしかなかった。
今は昔と違って、水泳の授業で泳げるまで先生が教えてくれるということはないです。
学校の授業だけでは泳げるように絶対にならない。
最低限、自分の命は自分で守れるように、泳げるようになっておくのは必須だと思っていました。
主な理由はこんなところでしたが、水泳を習うことで得られる副産物も多いので、やるべき!と判断。
全身運動になるし、持久力がついたり、体力がついたり。
一時期停滞期間もあり、一つのコースが1年半程合格できなかった時は、さすがに長男には泳ぎの才能がないのかと心配になりました。
が、それでも続けた結果見事合格!
今ではクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライまで修得できました。
5年生になった4月、4種目を修得した後、半年ほどは『タイムを早くするコース』でひたすら泳ぐことをしていて、ただただ泳ぐことに辛さを感じていた長男。
泳ぎを修得するという目標を達成できていたので、スイミングを卒業することにしました。
顔に水がついて大泣きしていた4歳児が、6年スイミングを頑張ってこんなに逞しくなったのかと、じんわり感動したのを覚えています。
サッカーを始めたきっかけは『走り方がおかしかった』から
保育園生だった5歳の長男は、走り方が速そうじゃない。
足が速い子の走り方は、フォームがきれいで、それを本能でやれている。
だれも教えていなくても、自然と走り方が上手。
長男は、自信満々に自分が足が速いと思っていたのですが、かけっこはいつも3番くらいでパッとしない。
なんなら、当時自宅に全巻あった『NARUTO』にハマッていた長男は、ナルトの走り方を真似したりしていました。
両腕を後ろにして走る走り方です。
いやあれは、ニンジャだからね。腕を振って走る方が速く走れるんだよ。
何度いってもこの走り方は速いと言っていた(笑)
そんな頃、近所の公園で練習をしていたサッカースクールに通わせてみようと、私の母から提案があり。
サッカーでいっぱい走れば自然と速く上手に走れるようになるんじゃない?という目的で始めてみました。
長男は、サッカーを楽しんで習いました。
習い始めは、他のチームメイトもどっこいどっこいですが、やはり身体能力の差がじょじょに出始めます。
シュートやドリブルの精度だったり、動きだったり、やっぱり長男はキレがないなぁと素人でも分かるのです。
3年生ぐらいになると、結構な差になっていました。
本人も、サッカーの時間はもちろん練習するのですが、それ以外自主的に公園でサッカーをしたりはほぼしない。
週に2日、習っている時しか練習しない長男と、好きで毎日ボールを触って遊んでいるチームメイトとじゃ差ができて当然。
しかし、『本人はその差を全く気にしない』のです。
それは悪い意味もあり、それがいい意味にもなったのが不思議。
気にしないから自主練はしない。気にしないから下手でも楽しい。
しかし、コロナ渦に突入したのもあり、チームの練習も減っていたので、休校中など時間がある時は庭で毎日リフティングをするように宿題にした時期もありました。
2ヶ月毎日リフティングをしていたら、はじめは3回しか続かなかったのが、20回と続くようになりました。
それだけで、ボールを操る感覚は少し備わると思います。
5年生になり動きがよくなってきた
ドリブルやシュートがいまいちキレがないのが長男。
パスを受けてパスを返すことが基本。
ドリブルをしているとすぐカットされちゃうのです。
パスを味方に返せるようになっただけで成長、と思ってました。
ディフェンスを担当することが多い長男ですが、チームの方針で、時には違うポジションも任せてもらえます。
先日の試合は、めずらしくフォワードを任せてもらいました。
味方の素晴らしいラストパスからのダイレクトシュート!
が、一試合に二回もすることができました。
もちろん、味方の子のナイスアシストがあってのシュートなのですが、以前の長男の動きを知っていたら、信じられない成長なのです。
動画を撮っていたママから送ってもらい、20回くらいシュートシーンを再生しました(笑)
今週の土日も試合があったのですが、足の指にイボができ痛すぎてお休み。
欠席連絡を父母会とコーチにしたところ、
『最近調子が上がってきたのに残念ですね、お大事に』とお二人ともからお返事があり。
1年生の頃からずっと見てくれている方たちは、『長男の成長を認めてくれているんだなぁ』とこれまた勝手に感動。
長距離走が得意になった
『走り方が変』『ちょっとでも速く走れるようになれば』との思いで始めたサッカー。
しかし、サッカーを始めて半年後、1年生のマラソン大会でその成果が少し出始めていました。
50人ほどいる一年男子の中で、マラソン大会の順位が9位だったのです。
10位以内に入ったら、何か欲しいもの買ってあげるよ~と冗談で言っていたのがまさかの実現。
そして、2年生ではハードルを上げて目標7位としたら、しっかり5位獲得。
短距離はそれほどでもありませんが、ハードなサッカーを続けることにより持久力はしっかりついていたよう。
コロナ渦の影響で3年生以降のマラソン大会は中止で開催もなくなってしまいましたが、着実に早くなっていっています。
苦手でも、継続は力なり!
走り方が変だから始めたサッカーでしたが、周りの子と比べてうまくなくても、『サッカーを楽しむ』ということを続けてきた長男。
1歳半から保育園に預けられていた故か、社交性が異常に高いこともよかったのだと思います。
上手い子は上手いけど、自分は自分。下手でもサッカーは楽しいんだからいいじゃん!と、本人は思っています。
そのポジティブさは、本当に尊敬に値すると思っています。
(なんで私が育ててこう育ったのか、不思議すぎる・・・)
その継続が、本当に本人の身になって、力となって発揮できる。
これからは、【長男は運動が苦手】という認識を改めようと、旦那さんと話したわけです。
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